【はじめに】
こんにちは。ヒノデと申します。
今回、ダブルバトルを始めて約1ヶ月半で無謀にもPJCS予選に挑んだ割には悪くない成績だったので、生存報告とポケモン対戦を続けている証明を兼ねて記事に残したいと思います。
予選通過ラインには全く擦りもしていないですが、ご容赦ください。
【構築経緯】
現在の環境で採用されやすいポケモンに対して、ドラゴンタイプの耐性が強く出られる為、適したポケモンを探していました。
丁度その頃に海外の大会でジャラランガ入り構築（通称:スペイン共有構築）が優勝し、ジャラランガが環境上位のポケモンに強く出られると知った為、軸に決めました。
しかし、優勝した構築と同じ型（鉄壁ボディプレス型）を使っていては上級者からは簡単に対策されてしまうと考え、ジャラランガを「ソウルビート型」で使うことにしました。
ジャラランガの隣に並べるポケモンとして、ソウルビートを使う上で問題となるHPの消費や状態異常をクレセリアの「三日月の祈り」でケアするコンボを実況者の喰い断さんが紹介していた為、そのアイデアを頂き、クレセリアを採用しました。
流行りのガチキリンに強く、味方の耐久を補強出来て、見た目で前述の海外大会の構築を連想させることができるディンルーを3枠に決めました。
このままではハバタクカミにあまりにも弱い為、バレットパンチ等の鋼技で抗うことができ、他の3体と相性がいいメタグロスを4枠目に採用しました。
威嚇による相手の物理火力のデバフ、先制技によるスイープ、モロバレルやゴリランダー等の草タイプを処理する役割を期待し、ヒスイウインディを採用しました。
ここまで採用したのポケモンでは「水ウーラオスのテラス水流連打にゴリ押しされる」「パオジアンに弱い」という問題点が上がってきた為、タイプ的に有利なアシレーヌを採用しました。
こうして使用率トップ20位以内のポケモンが1体もいない異質なパーティができました。
【個体解説】
（テラスタル）
元のタイプと補完が優秀な鋼
（持ち物）
ソウルビートでCが更に上がる喉スプレー
（調整）
S:+1で最速テツノツツミ抜き
C:+2スケイルノイズでH4振りウーラオス確定1発
B,D:2n
H:余り
（参考元）
ジャラランガ-【ポケモンsv】ダブル育成論 - しゃちpokeサイト
※しゃちpokeサイト様の育成論を使用させて頂きました。
構築の出発点。ソウルビート+喉スプレーにより、たった1ターンの消費で相手に大きな負荷をかけることができる点が強かったです。
積まないと想像以上に火力が出ないので、ソウルビートを積むことを最優先に考えます。
ジャラランガだけでは積んでもあと一歩火力が足りないという場面が多かったですが、後述するクレセリアの「手助け」を合わせるようになってからは高い制圧力を持たせられるようになりました。
また、狙い通り鉄壁ボディプレス型と誤認されやすく、初手のアドバンテージからそのまま勝つことも多かったです。
（テラスタル）
飛んできやすい悪技のダメージを軽減しつつ、ムーンフォースの火力があがるフェアリー
（持ち物）
接触してきた相手に定数ダメージを与え、襷を潰したり、耐久調整を崩せることを評価してゴツゴツメット
（調整）
物理耐久特化
D:余り
味方の回復、味方の火力支援、相手のS操作（追い風、トリル等）対策、ゴツメダメージによる耐久崩しと役割盛り沢山の構築の守護神。
自身や味方の行動回数に直結するため、三日月の祈りを優先的に使います。
余裕のある場面では手助けで味方の火力を底上げしたり、自身も攻撃に参加したりします。
この構築は全体的に瞬間火力が足りない為、火力を1.5倍にできる手助けの採用は正解だったと思います。
- ディンルー
（テラスタル）
元のタイプと補完が優秀な毒
（持ち物）
威嚇対策をしたい為、クリアチャーム
（調整）
A:11n
S:無振りテツノカイナ抜き
HBD:耐久指数最大
PJCS2024予選第1回レート1756最終142位 - ラブリバーの構築メモ
※ラブリバー様の調整を使用させて頂きました。
構築をスペイン共有構築を連想するような見た目にすることと、災いの器により味方の特殊耐久を補強することが役割です。
基本的には後発から出し、高い耐久を活かして残りの相手に殴り勝つことを目標にします。
また、体力を削られてもテラスタルによるタイプ変化や守るに三日月の祈りを合わせるとゾンビのように復活してくるので単純な殴り合いにはかなり強かったように思います。
（テラスタル）
耐性が優秀な水
（持ち物）
ハバタクカミ等の特殊と打ち合えるように突撃チョッキ
（調整）
HA特化
D:余り
上記3体と相性がいいポケモン。
耐久があり、先制技が使える為、安定感が抜群です。
このポケモンも後発から出し、高い耐久を活かして残りの相手に殴り勝つことを目標にします。
火力はそこまで高くないため、手助けによる補強や集中攻撃がかなり大事になるポケモンだと思いました。
ヒスイウインディ
（テラスタル）
最大打点のフレアドライブを強化する炎
（持ち物）
火力底上げの為、命の珠
（調整）
A:特化
S:準速ぺリッパー
HB:A252ウーラオスのA-1インファイト確定耐え
HD:眼鏡ハバタクカミのパワージェム14/16で耐え
（参考元）
Hウインディ-【ポケモンsv】ダブル育成論 - しゃちpokeサイト
※しゃちpokeサイト様の育成論を使用させて頂きました。
構築に足りない要素を幅広く補ってくれたポケモンです。
技はどれも優秀でしたが、この構築は全体的に素早さが遅い為、優先度+2の神速が特に偉いと感じました。また、特化珠テラスフレアドライブはかなり火力が出る為、想定外の火力を押し付けられる点も良かったです。
ディンルーやメタグロスを強化しようと遠吠えを採用しましたが、弱点を突かれやすく自傷で削れていくので使う余裕がありませんでした。普通に守るで良かったと思います。
アシレーヌ
（テラスタル）
猫騙し対策、毒技のダメージ半減のゴースト
（持ち物）
定数量の回復で行動回数を増やしたかった為、食べ残し
（調整）
剣盾時代のシングル用からの流用の為、不明
最後に入った補完枠。水+フェアリーの耐性はやはり優秀でウーラオスやパオジアンの牽制役として仕事をしっかり果たしてくれました。
火力もそこそこあるので、幅広い相手と打ち合ってくれました。
調整や持ち物を考察すればもっと強く扱えたかもしれません。
【選出】
初手ソウルビート+三日月の祈り→クレセリアで支援しながらジャラランガを暴れさせます。
ジャラランガが倒れたら、後発組のどちらかを出し同様にクレセリアで支援しながら戦います。
「クレセリアでトリックルームをするぞ！」という雰囲気を出しながらアシレーヌで攻めていきます。
クレセリアには挑発が飛んできやすい為、初手はムーンフォースを選択することが多かったです。
基本選出と基本的には同じです。トリックルームを展開されたら、守る+クレセリアでのトリル返しを狙うことを意識していました。最悪、ジャラランガは積むことができていれば1回は行動できる可能性があるので返しの+2スケイルノイズでトリルエースを1回しか行動させないということもありました。
【苦手な構築】
- 合体寿司
特にヘドロ寿司+共演（自己暗示）はどう対処すればいいかわかりません。誰か教えてください…
- 壁+立て籠もるヒスイヌメルゴン
誰も突破できません…
- S上昇ウガツホムラ軸
上からのデバフと遠吠えによるバフを使いこなすのは強すぎます…
まとめると瞬間火力がないため、高耐久系の構築は基本厳しいです…
【後語り】
大した成績でもないのにここまで読んで頂きありがとうございました。
今回記事を書いたのは、取れた順位以上に自分自身が満足のいく結果だったからです。
SVシングルS5で初の最終3桁を取ってから最終3桁はおろか4桁にも行けたり行けなかったりを繰り返し、最近では自分よりも後からポケモン対戦を始めた人がいい結果を残しているのを見る度に悔しくて、自分には才能がない、もう無理だと落ち込んだりもしました。
もう20代半ばだし、ポケモンも引退を決断する時が来ているのかなぁと思ったり…
引退するならもっと色々やってからにしようとダブルバトルに挑戦したところ、その楽しさからまだまだ対戦を続けようと思えるようになりました。
そして今回の結果。予選通過は出来ませんでしたが、「夢くらい見てもいいんじゃない⁈」と思えました。
次の予選こそは予選通過できるよう頑張りたいです！
7世代の末期に対戦を始めてから今までずっと1人で努力してきましたが、前述の通り限界です…（だから、ここまで強くなるまで時間がかかった…）
ぼっち勢の皆さん、友達になりませんか？DMお待ちしています。
これからも挑戦者として頑張っていきます！
では、今度はバトルフィールドで会いしましょう！
何かありましたら、
X（旧Twitter）ヒノデ @Hinode_pokeまで
